感動のわかちあい ともしびブックス
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『回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3) (ちくま文庫)』 (ISBN: 448042167X)
が、あなたに挨拶してきたよ☆ この文庫を 書いたのは、野口昭子さん 、出版したのは、筑摩書房だそうだ。 |
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回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3) (ちくま文庫) (文庫) 話題度:
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| 『回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3) (ちくま文庫)』 を体験した村人が その想いをわかちあってくれているよ! | |||
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村人
偉大な整体指導者として伝説的な存在である野口晴哉氏の日常を、妻である野口昭子氏が書き綴ったもの。
野口晴哉氏自身の手による著作や講演録も多く、それらは全生社から販売もされているので、一般の人でも読むことができる訳だが、彼の文体は(9種体癖の故なのか)非常にクセがある。 どうも講演を元にしたものなどはくだけていて面白いのだがどうもグニャグニャしているし、書き言葉で書かれているものは言葉が難解な印象があり、内容がつかみにくいかもしれない。 その点、理知的な上下型1種体癖の夫人による文章は、一般的な意味で美しく、凡人の頭には分かりやすい。 また決して本人の本には書かれないようなエピソードが満載なので、野口氏の異能ぶり、超人ぶりを味わうには絶好の書となっている。 現代でいうところの江原啓之氏のような、霊能者としてのエピソードもふんだんに紹介されている。 また整体指導における厳しい態度や、哲学も垣間みることができる。 ドライブの折りに「どっちへ曲がる?」と夫人に聞いて、「右」と答えると、サッと左へ曲がる、どうせなら聞かなきゃいいのに、というくだりは、野口氏のへそ曲がりな捻れ体癖が出ていて面白いし、レコードやステレオ、株に対する異常なほどの凝り方は紛れも無く9種体癖の特徴であり、「体癖」概念の創始者の行動習性を通じて「体癖」を学ぶ本としても面白いと思う。 野口氏の臨終に至る数日間の経緯は胸を打つ。 子供や孫とのやりとりについての野口氏の鋭い観察には唸らされる。 実にいろいろな読み方の可能な、味わい深い一冊である。 お話を聞いてくださり、ありがとう♡
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村人
筆者は奥さん。
内容、評価ともほかのレビューにも書かれている通りのものだと思う。 タイトルが内容を表すように、回想録。 本の終盤に子供たちの欲求の変化の読み取りを、筆者や野口さんやそのお弟子さんたちとのやり取りの中でのエピソードを交えて書かれているのだが、「そうかあ」とうなってしまった。 自分も子供だった時期があるのでその記憶や思い出を思い出すと節々と的を得ていると思った(思わざるえなかった)。 野口晴哉さんは一点の疑いもない異才だ。 この考えを広く認められていない現状はあまりにも致命的だ。 と同時に、人を盲目的に尊敬するのもはやめておこう。 (自分を振り返ってみて思い当たるんで。) お話を聞いてくださり、ありがとう♡
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村人
回想の野口晴哉 野口昭子 ちくま文庫
「野口整体」の創始者野口晴哉について、妻であり弟子である昭子氏が書いたものである。 日本の健康法の中で、その流れを汲む人が非常に多い「野口整体」には、ずっと興味を持ってきた。 しかし、極めて理論的でありながら、知的に理解しようとする者を拒むようなところを感じていた。 独特の思想と論理に、なかなか入っていけなかったのである。 しかし、最も身近にいた人による伝記ならば、理解の助けになるのではないかと考えて購入した。 そして、読んでよかったと思っている。 この本を読んで、野口氏には、通常の基準では理解できないようなところがあることが良くわかり、自分の印象が正しかったことを知った。 野口氏の本質は、霊能者のような資質が、極めて実証的な知性と共存していることである。 「僕は子供のときから自然に見えてしまうんだ。 人の体でも、じっとみると、悪いところが黒く見える」 悪い人を金縛りの術でやっつけてしまうこともできたが、それを習いたいという妻に、「みんなお互いに暗示し合って相手を金縛りにしている。 ぼくのやって来たことは、どうやって解くかということだ」と話している。 このエピソードなどは、優れた宗教家や禅僧でないと言えない言葉かもしれない。 彼は「臨済録」をぼろぼろになるまで愛読した。 8冊目を持っていたと昭子氏が書いているが、なるほどと思えることである。 野口氏には、親しい人が遠くで死んだときに、それを知ったというエピソードが多い。 「人間というのは、意識以前の世界では、みんな一つなのだよ」この言葉は、集合的無意識を考えたユングに通じるように思える。 人間の病気や怪我の治療を続けた野口氏は、ユングよりも遥かに現実的である。 治るかどうかを原点としているからである。 なお、野口氏の子供たちは個性が強く、学習障害のように見えたこともあったようだが、氏の個性的な教え方で伸びている。 このことも面白いエピソードである。 「弘法は六十二で死んだが、僕は六十五かな」と言った野口は、この世界でやるべき仕事を終えたかのように、忽然と世を去る。 弘法大師空海も、超人的な活躍をしながら、当時でも遥かに長命な僧は多くいたのに、意外なくらいに早く世を去った。 そのわけがわからなかったのだが、野口氏の死を見ると、ある使命を持った人が、それを果たしてしまうと、去っていくということもわかるような気がした。 お話を聞いてくださり、ありがとう♡
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回想の野口晴哉 ちくま文庫(の-7-3) (ちくま文庫) (文庫) 話題度:
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